このホーム頁ももう2年半ほど更新せずに、いましたが、久しぶりに何か書いてみようという気持ちになりました。
2017年5月から始めたISO9001内部監査員の養成セミナーの講師の仕事も今年の2月までで、それ以降は新型コロナウイルスの影響で全て中止になっています。
約2年半ほどのうちに、延べ74回、457社、858人の方が私のセミナーを受講されました。
この仕事もここで区切りがつくようです。
しかし経営顧問先のISO審査には立ち会って、さらに勉強しています。これは大変参考になり、良い刺激をもらっています。今年は自分がセミナー講師をしていたことを伏せて立ち会いました。ですから審査員の方達は、私を意識せず(素人だと思って)どんどん良い意見を言ってくれ、それが良かったです。
最近は、その経営顧問先の毎月のISO検討会に参加し、会社の依頼により、社員の人達に時間をもらって話をしています。
ISO9001内部監査員の養成セミナーの講師の仕事がなくなったとたん、この新型コロナウイルスの関係で中小企業の皆さんが事業継続給付金や、家賃支援給付金、あるいは奈良県の独自の補助金に対する申請手続きのアドバイスの依頼が次々に来て、
忙しくなってきました。本当に皆さんお困りです。少しでもお役に立つよう頑張ってています。
今年の5月からISO9001内部監査員の養成セミナーの講師の仕事が始まりました。
年末の締めくくりとしてまとめて見ますと、この8か月の間に97社、199人の人が私の講座を受講されました。
講習回数は大阪7回、名古屋5回、神戸2回、岐阜県1回の計15回です。このうち集合研修は11回、会社へ直接出向いての講習は4回でした。
私も受講者の方から質問を受けて、次回はこういう風に説明した方が解りやすくなるのではといった事を考えるヒントを頂いたりしました。毎回同じ話を繰り返しているようですが、少しずつ進化しているのでしょう。
それに何よりこの仕事は楽しいです。この仕事のおかげで元気をもらっている気がします。
岐阜で仕事があったとき、前日の日曜日に岐阜城に登りました。斎藤道三、織田信長ゆかりのこの山城に登り、麓の古い町並みを散策しました。昔、中小企業診断士の企業研修仲間の懇親で長良川の鵜飼いは見たことがありますが、岐阜市内は生まれて初めてでした。この仕事のうれしい副産物でした。
来年も既に3月までに7回のセミナーが決まっています。どういう受講者の方と巡り会うか楽しみにしています。
顧問先企業で、このほどISOの9001(品質)と14001(環境)の更新審査と、2015年版規格への移行審査がありました。
これまでISOに関しては、知識と経験豊富な品質管理者がいるということから、私が関与してダブルスタンダードになってはと言うことで、ノータッチでした。
最近その品質管理者が退職されました。そこで奈良県庁に登録されている「高度人材」の中から人選させていただき、素晴らしい人材を得ることが出来ました。しかし何ぶん審査までの期間が短いのと、更新審査、移行審査という二つの重要な審査を同時に受けることなどから、社長から審査への立ち会いを依頼されました。
私は約10年前から昨年まで審査員として審査をする側におりましたが、今は内部監査員養成セミナー講師の立場なので、審査は一切しておりません。それはともかく、私としては初めて審査を受ける立場に立ったこと、それも2015年版規格への移行審査を受けるという新鮮さがありました。
ただ私は、審査の妨げにならないよう審査員であったことを伏せて、審査会場の横で一切発言を控えて座っていました。そして二人の審査員の方々の審査ぶりや社員の対応を見させていただきました。
二人の審査員さんは社員に解りやすい語り口で、いろいろな示唆・啓発・気づきへのアドバイスを含む素晴らしい審査をされていました。結果の詳細は省きますが、受審した人達にとって今後に生かせる多くのご指導を頂いたと思っています。
新規格の重要な要素である社長のISOに対するコミットメントも、これまでより相当高いレベルにステップアップされました。新しい品質管理者さんも短期間によく準備を整えられ、その力量は心強いものがあります。
今回の審査を新しいスタートとして、今後の会社の発展と社員の生きがいに具体的に活かせていけると期待しています。私もこれまでと違って、新しい体制の中で応援していきたいと思っています。
さらに内部監査員養成セミナーでも、今回得た2015年版の審査のポイントといった知識を研修生の皆さんにより具体的に説明できるようになったことを喜んでいます。
10年以上ISOの審査員をしてきましたが、昨年末にある審査機関から審査員としての契約を次回は更新しない旨の連絡がありました。それを契機に他の審査機関共々ISOの審査員の仕事から引退しようと思いました。肩の荷を少し下ろし、その余力で新しい分野へ挑戦するのもいいことだと思ったからです。
ところが一方の審査機関から「内部審査員の養成講座の講師をしませんか?」というお誘いがありました。昨年3月この会社の「研修講師養成講座」を受講し修了試験もパスしておいたのが、ここに来て日が当たってきたのです。しかもこの講師には組織との関係で、審査員でない人の方が良いと言うことでした。
考えてみれば、審査員の仕事よりこの研修講師の方が私に適しているかも知れないと思い、喜んでお引き受けすることにしました。他の仕事で研修会講師は何回も経験があり、人の前で話すのは苦になりません。
審査と違って人に説明するとなると、自分が解っているだけではだめで、良く理解してもらえるようにしないといけませんので、3月頃からしっかり新規格の内容を中心に勉強しました。
5月に第1回の講習会が大阪であり、約10企業から約20人の研修生が来られていました。皆さんまじめな人たちばかりで、午後の演習には活発な意見交換をされていました。このように費用を掛けて、企業外部の機関へ研修として人材を派遣される企業も立派だと思いました。
受講された皆さんが企業に戻られ、内部監査員として活躍されることを期待しています。今後も研修の予定が9月頃までいくつも入っており、中には集合研修ではなく、特定の企業まで出向いて行う研修もあります。新しい人たちとの出会いを楽しみにしています。
今年7月1日に改正施行された「中小企業等経営強化法」に基づき、顧問先の企業の「経営力向上計画」の作成に協力し、近畿経済産業局長に認定の申請をしました。
紙ベースの申請書の郵送とメールの送付との両方をしたのが9月7日の水曜日、近畿経済産業局に到着したのが8日(木)折り返し認定する旨の返事が来たのが14日(水)、認定日は13日(火)となっていました。1カ月ぐらいかかるだろうと思っていたのが電光石火の処理で、驚きました。
この認定のメリットは、① 固定資産税の軽減(3年間半額)② 金融措置 ③ 補助金等において優先採択 です。
私のせいではないのですが、おかげさまで、ちょうど顧問契約していただいたころから順調に業績を伸ばされ、今年新しい工場用地を奈良市内に取得されました。さらなる生産性と品質の向上を図るためこの計画を打ち立て、上記メリットも享受しながら、業容の拡大・発展を目指されています。
ある顧問先の若い人から、「最近年上のパートの人に仕事をお願いすることが多いですが、どうしたらうまくお願いできるでしょうか?」と言う質問がありました。
そこで今年に入ってからそれまで続けていた研修内容を「コミュニケーション力の養成講座」に変更しました。
1月 You(ユー)表現・I(アイ)表現等
2月 オープン質問・クローズ質問
3月 ペーシング(調子を合わすこと)
4月 バックトラッキング(オーム返し)・・・と言うように進めてきました。
ロールプレイングや、ゲームを加えて楽しく学習できるよう工夫をしています。
若い研修生の人たちにもおおむね好評な内容になっていると思いますし、職場を一時離れて、研修と言う生産現場とは異次元の世界で自由に話し合う時間があると言うことが楽しいらしく、出席率は大変良好です。
研修を始めて約2年経ちましたが、私にとっては従業員の皆さんの一人一人との距離が大変近くなったことが、目に見えないけれど大きな成果です。もし何か現場で一緒になって始める場合、大いに役立つ環境が整ってきました。
ある組組織さんから求められ、
① 衛生管理規程
② 衛生委員会規程
③ 年間衛生推進計画
④ 心の健康づくり計画及びストレスチェック実施計画
等の提案をしました。
昨年の10月から始め、経営者や職員の方の意見も聞き、提案が絵にかいたモチにならないよう、その組織の実態に合うように考えました。
この規格提案の完成までには、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の京都支部や本部の方の適切なアドバイスをいただきました。
同機構の高年齢者雇用アドバイザーとなって5年経ちましたが、今回の提案ができたことにより、やっと1人前になれたかなと思っています。
ISO9001の審査員としてこれまでやってきましたが。ISO規格の改訂が昨年にあり、これを機に私のスキルをもっと向上させるため、もう一つ別の審査機関の審査員に応募しました。昨年末から書類選考、研修と試験をパスし、1月に採用内定し、今日本契約することになりました。
二つの審査機関とも他の審査機関の審査員をすることを禁じていません。二つの審査機関の個性は違っているので、私にとってISO審査の取り組み方の幅が広くなると思っています。
少し先のことになるでしょうが、新しい審査機関の審査が増えて忙しくなるようでしたら、これまでしている仕事との調整が必要かも知れないと思っています。改革なき組織は沈滞するという意味のことを、故奈良県立大学学長の三島先生がある本の最後に書いておられました。私自身も現状に甘んずることなく、変わって行こうと思っています。
もう1年半くらいこのホームページを更新していなかったので、親しい人から「どうされたのか心配していました。」と言われました。
ごめんなさい。単に怠けていただけです。
ですが仕事の方は怠けることなく順調と言えば順調です。
年末近くに飛び込みの行政書士の仕事がありました。これは今まで経験しなかった分野を体験することになり、かつかなり深刻な課題でした。「私の仕事ははいここまで、これでおしまい。」とはいかないのが私の性格で、「乗りかけた船」として推移をかなり気に留めています。ただ概要が話せるのはもっと先になると思います。
高年齢者雇用アドバイザーの仕事では、ある組織の健康管理について、特にメンタルヘルス面、もっと言えばストレスチェックにもかかわる制度面の整備について提案依頼があり、提案はほぼ出来上がり今本部と最終詰めの段階です。「企画提案」と言う制度に乗せて、組織は費用の半分だけの負担で済みます。
おかげさまで健康面で特に問題は無く元気です。今年もいろいろなことにチャレンジしたいと思っています。
最近の仕事以外のことについては、ブログの方へ書かせて頂こうと思います。
昨日メールで、知的財産管理技能検定の実技試験受験結果が送られてきました。
予想通り80点ぎりぎりの合格でした。やれやれです。
他の人の知的財産管理技能士検定2級の合格体験記を見ますと、満点で合格した人が出てきますが、私から見れば奇跡です。
最初にある設問形式は、1問間違うともう1問もセットになっていて、2問連続に間違う設問が18問もあります。そこで私は6問も間違いました。つまりこれは中身的には3問間違っただけで6問の間違いになったわけです。無慈悲ですね。
そのうち4問(つまり8問)くらいは非常に難問(私だけ?)で、 間違ったところをみるとそのうち3問(つまり6問)でした。
4肢から1肢選択するのは15問あり、今回これは全問正解でした。勉強の成果はここに出たようです。
残り7問はいくつか示してある用語の中からの選択等ですが、ここで2問間違いました。内1問はひっかけ問題(くやしい!)でした。過去に同じ問題が出ており、過去のは応答期間の末日は何日かと言う問でした。てっきり今回もそのつもりでシメシメと回答したら、応答日を聞いていました。応答日は応答期間の末日を計算する過程で見つける日で、応答期間の末日はその前日になるわけです。
その計算途中の日を聞いてくるなんて、ちょっとどうかなと思いますが、私のようなあまり物事を疑わない素直な人(または慌て者?)は、簡単に引っかかりました。
さて、3級の学科試験(合格率65%)と実務試験(合格率65%)を経て、2級の学科試験(合格率50%)と実務試験(合格率50%)を全部合格するとなると次のような計算はどうでしょう。
65%×65%×50%×50%=10%
これでいくと3級から始めて2級にストレートに合格する人は1割ということになりますが、ちょっと変ですね。学科と実務のどちらかに合格できるレベルの人は、他方の科目も合格する率は高いでしょうから、実際は勉強次第で合格率はかなり上がると思います。
昨年4月頃から勉強を始めて、1年と3か月で2級にたどり着きました。元々中小企業診断士の教養の一つくらいの気持ちで勉強を始めたのでした。この上の1級の受験資格には実務の実績が必要なようなので、知的財産管理技能士の資格取得はこれで一旦終わりです。
さて次の勉強はどうしようかと考えています。
知的財産管理技能士の資格を取ってみて少し物足りないのは、一定のある業務を独占してできる資格でないことです。
これを教訓に次を考えることにします。
7月6日大阪工業大学に知的財産管理技能士2級の実技試験を受けに行きました。
3月にギリギリ学科試験に合格しましたが、実技試験は逆にあと1問不足で落ちてしまったからです。
7月7日午後、知的財産教育協会のホームページに正解が掲載されました。
ヒヤヒヤドキドキしながら祈るような気持ちで、持ち帰った問題にメモした自分の答えと照合しました。
いきなり第1問、第2問と不正解が続き、こりゃいかんと一時愕然としました。
結論的には、これまたギリギリ40問中32問正解8問不正解で、80%の正答率と言うことになりました。
5月中旬から勉強を再開し、約2カ月足らずで、1冊の参考書を3回繰り返し読み、過去の問題4回分を3回繰り返し解きました。その成果でやっと正解が1問増えただけでした。この技能検定侮るなかれです。
後は問題にチェックしたのが間違いないのを祈りつつ、8月下旬の正式発表を待つことになりました。この続きはもう少し次に書きます。
写真の信号「赤」なのが気になりますが。
初めに作り方の説明をしてから、例題を元に各自作ってもらいました。
ほぼ全員マスターできたようです。
第1班は急に仕事が増えたので、今週はお休みです。
この人は急な仕事が入り、研修室を出たり入ったりでうまくできませんでした。
緑の線は私が描いたものです。
この人はもうちょっとでパーフェクトです。
この人のは受講生中、一番正確にできていました。
4月から始めた社員研修も軌道に乗り始めました。
5月からは第1班は「元気で働くにはどうしたらよいか」第2班は「明るい職場にするにはどうしたらよいか」をテーマに、ブレーンストーミング(集団発想法)によるアイデアの提案、そしてKJ法による取りまとめを行っています。
参加している皆さんは楽しいらしく、「1時間はあっという間に過ぎてしまう」と言ってくれています。
今後実際の現場の課題を取り上げていくともっと手ごたえがあり、もっと楽しいよと予告しています。
今月には両班とも「QC7つ道具」の演習に入っていきます。
4月10日、有る中小企業の製造業の現場の社員への研修を開始しました。
研修の時間帯は仕事の都合上、午後5時から1時間です。
この会社で初めての研修なので、まず各自の「コンピテンシー(行動特性)理解」を実施しました。
そのあとアクションプランの書き方を説明し、連休中の宿題としました。
コンピテンシー調査の結果で、それぞれの社員の個性や行動力等が見え、小集団活動を通じ成長していける確信が持てました。
研修の方向としては、目標管理を大きなテーマとしながら、今後一定の予備知識の勉強ののち、小集団活動の演習へ進めていき、その後、実際の現場での課題解決力を養成していく予定です。
14日には第2グループの研修を開始します。
奈良のある顧問先企業から、新規採用者4人に対して研修を依頼されました。
そこで卒業を待って、2日間にわたって実施しました。
「エコグラム」による自分の性格の理解、PDCAを理解するための「アクションプラン」の作成、発想法の「ブレーンストーミング」、情報のまとめ方の「KJ法」をさらっと一通り経験してもらいました。
4人はそれぞれ個性があり、自己分析結果について個別にアドバイスをしましたが、前途有望な人ばかりでした。
社会人として出発した彼らは、自分を大きく成長させてくれるでしょう。
昨年からかかわっていたある女性の事業主さんが、今年に入り株式会社への法人化を決断されました。
法人化のメリットは、企業体としての社会的信頼性の向上です。
お得意さんへも銀行へも一段と信頼されやすくなります。
法人化のデメリットもあり、利益が出なくても法人住民税の均等割は最低でも7万円課税されるなどのこともあります。
積極的に営業活動等を拡大していこうという考えでは、法人化は一つの有効な手段と言えるでしょう。
今回法人化のお手伝いをした会社は、「3Dデザイン」を手掛けておられる先端技術企業です。東京大学や東京工業大学からも問い合わせや注文が来るくらいのレベルの高い企業でした。
それでも会社設立日は縁起を担いで「大安」だった3月10日されました。登記を申請した日が設立の日になりますので、社長さんご自身が日を選んで書類を持って法務局へ出かけられました。
このことで「自分で会社を設立した。」という実感があったそうです。
これに先立ち公証役場での公証人さんによる定款の認証の手続きは、電子申請の形をとり、事業主さんの負担軽減(印紙代4万円の節減)をしました。
この企業のこれからの発展を心からお祈りしています。
3月9日に知的財産管理技能士2級に挑戦しました。昨年7月に3級を受験し合格しましたので、2級に取り組みました。9月から勉強を始めて11月の試験には期間が少ないと思ってパスし、今回になったわけです。
仕事への往復の電車に中などで、本を繰り返し読みました。3回くらい繰り返し読んだと思います。
受験前に過去3回分の過去問を試してみましたが、合格ラインの正解率である80%を超えたり、超えなかったりと言うところでした。学科と実技の2科目ですが、どちらかと言うと実技の方が良い結果でした。
9日の受験当日は、昨年と同じ大阪工業大学へ行きました。一教室に100人くらいで何クラスも受験者が来ていましたが、私みたいな年配者はほとんど見かけませんでした。
翌日10日HPに公開された正解と、持って帰った問題集にメモした回答をドキドキしながら照合しました。
その結果は、学科は40問中32問正解、実技は40問中31問正解でした。つまり学科はすれすれ合格、実技はすれすれ不合格でした。
あと1問正解すれば実技も合格できたのですが、神様がもう少ししっかり勉強するようにとこういう結果にされたのだと解釈し、次は7月にこの実技の科目だけ再チャレンジするつもりです。
というわけで、2級の学科合格と言うステップアップだけはできました。
新年になり昨年に引き続き、山口県の東部のある町役場へISO9001(品質マネジメントシステム)の審査に行きました。
往復西日本新幹線の「さくら」に乗りましたが、この列車の指定席はグレードが高く、左右2列2列の座席でゆったりしていてグリーン車並みです。
今年の審査は町長部局を中心に行いました。
いつも思うのですが、どの自治体も本当によくこのシステムに取り組まれていて感心します。
「行政の品質」とは「行政というサービスの品質向上」と考えていいでしょうが、この町役場も着実にその成果を挙げておられました。
上の写真は最初の全体会議の様子です。
全体会議のあと、個別に各部門の審査に入りました。これが個別部門の審査風景です。
今回は審査員は私一人で、1日半かけて無事終了しました。
帰ってこれをまとめて審査認証機関であるMSAへ報告しました。問題なく認証は継続されると思います。
この後は高年齢者雇用アドバイザーの仕事が待っていました。今月中に9件アポがれ、目下それを順次訪問中です。
7月28日に受験しました「三級知的財産管理技能士試験」に合格しました。
これで私は「三級知的財産管理技能士」となったわけです。
ただこの「三級」と言うのがまだイマイチですね。
二級への踏み台と言ったところでしょうか。
ともあれ「国家資格」に合格したのですから、気分はいいです。
一歩前へ出たことは間違いありません。
実は受験した翌日の29日には、検定主催者である「知的財産教育協会」のホームページに、正解が掲載されましたので自己採点していました。
学科の方は30問中25問正解(83%)、実技の方は30問中26問(86%)正解で、それぞれ合格ラインの21問(70%)を上回っていました。
受験前日に過去問で試した時より、少し上回る成績でしたので、本番に強かったことになりました。
本来この資格は特許をたくさん持っている企業の、知的財産部内で活躍する人のための資格ですが、そうではない私でもいろいろな企業回りをしますので、何かと役立つと思います。
それでも三級ではちょっと履歴書に書きにくいし、せめて二級にならないと一人前でない気がします。
そこで早速、三級と同じ出版社の二級の受験対策の本を買いました。
次は11月に試験がありますが、あと2カ月しかないのでパスして次の3月に受験することにしようと思います。
これで当分「ボケてなんぞいられない環境」を作ることに成功したわけです。
知的財産管理技能検定を受験しました。
3級の学科試験と実務試験です。
数年前、中小企業診断士の研修で、講師の方がこの検定試験の話をされたのに刺激を受け、その時本屋に行き受験対策の本(学科と実技の2冊)を買いました。
その本を一通り読んだ後、どういうわけかそのまま放ってありましたが、あることをきっかけに、今年の3月頃から受験してみようと思い立ちました。
2年ほど前の本ですが、たいして今も変わらない内容だと思って、新しく買うことはせず、京都へ仕事に行く往復の電車の中などで、繰り返し3~4回くらいは読んだと思います。
3級は70%正解すると合格で、学科、実務ともに30問です。ですから30問×70%=21問で、最低21問正解する必要があります。
受験前日、過去3回分の実際の出題を試してみたところ、正解は学科が25問、19問、23問、実技が23問、22問、22問となり、ギリギリの状態でした。
受験会場の大阪工業大学は初めてでしたが、冷房が利いているのか涼しかったです。教室も新しいのかきれいで、机等に落書き一つありませんでした。
私のいた教室でも120人ほどの受験者で、全部で相当数の人が受験していました。
見渡したところほとんど20代などの若い人で、女性も多かったです。
その教室では私が最高年齢者だったと思いますし、教室外でもせいぜい50代くらいまでの人を、ちらほら見かけたくらいでした。
この資格を取ったからと言って、何かすぐできるといったものではありません。最近、企業経営において知的財産が重視されてきている状況から、こういう方面の知識も必要かなと思って、その知識を資格という形に表しておこうという思いと、ボケ防止を兼ねての勉強です。
ともあれ久しぶりに国家試験というものに挑戦し終え、一区切りついたところです。
今回の結果、落ちれば再チャレンジしますし、合格すれば2級にチャレンジしようと思っています。
本当に久しぶりに、母校大阪市立大学に行ってみる機会がありました。
卒業して約44年です。
第一号館と言われる時計台のある建物は、在学当時のままでした。
かなり手を入れてあるようでしたが、シンボル的な建物として大切にされていました。
門から正面を眺めると、ヤシの木が高々と茂っていて、在学中よりかなり成長したようです。
南部陽一郎さんのノーベル賞受賞を記念して、「南部通り」と言われる道がキャンパスの北側に東西にできていました。南部さんから「大阪市大の皆さん」と書かれ、論語の「「学びて思わざれば、則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば、則ち殆(あやう)し」の言葉が銅板に書かれていました。
山中伸弥さんも市大大学院で、博士になった人と言う縁があります。
帰りに同窓会事務局によると、事務局長さんから「現在二つ、ノーベル賞候補の水準の研究がなされています。」とお聞きしました。
1号館以外はすべて新しい建物に建て替わっていました。
特に以前も来たことのある図書館は、東洋一の蔵書数を誇っているそうですが、近年の情報化に中で「学術情報総合センター」として幅広い役割を果たしているようです。
ここの1階に「ウィステリア」と言う喫茶・レストランがあり、名物の「レモンライス」をいただきました。
肉の代わりにシイタケを使っていましたが、とても美味しいでした。
12時少し前に入ったので、お客さんも少なく落ち着いた雰囲気でした。12時を過ぎると学生さんもやってきて9割くらいの席は埋まりましたが、それでも静かで良かったです。
コーヒーを注文するとカップとソーサーに大学のデザインがついていて、オリジナルのものでした。帰りに記念に買って帰りました。
食事をしながら「南部通り」を行きかう学生さんを眺めていましたが、ひいき目に見えるのは当たり前でしょうが、みんな賢しこそうで浮ついたところがなく「市大の学生はちょっと違うな」と思いました。
同窓会事務局の話にもありましたが、実際1号館の文化系の教室をちらっと見たところ、私の時代とは大きく違い、相当女性の比率が高いようでした。時代は変わってきているようです。
私の在学した二部(夜間学部)は数年前から新規入学を止めたそうで、現在残りの在学生のみ勉強しているそうです。
商学部二部の掲示板を見て、感慨無量でした。
私の在学したころは学生運動も激しく、大きな立看板があちこちにありましたが、いまは全くありません。
昔は昔、今は今、しかし母校が素晴らしい大学であり続けていることは嬉しいです。
今日の私があるのも母校のお陰だと、いつも感謝しています。
先日仕事で京都の烏丸御池からてくてく歩いていた時のことです。写真のような銅像のレリーフと言ったものが、とある事務所の前のありました。
右下に説明板があり、「テミス像(法の女神) 左手に掲げるハカリは、公平を象徴するとともに、悪の重さをはかり、剣は、力による貫徹を徴し、目隠しは、無私をあらわすものと言われています。」とありました。
右の入り口の上には「○○法律事務所」とありました。こんな個性的な「看板?」ですから、京都ではかなり有名になっていることだと思います。
さて、ここで仕事の話をちょこっと入れます。
高年齢者の雇用の安定等に関する法律は、本年4月1日から改正施行されています。これまで労使協定により基準を設けて、基準を満たした人のみ65歳まで継続雇用する制度を実施していた組織で、まだ就業規則を改定していないところは、至急改定し、労働基準監督署に届け出る必要があります。
ハローワークからの依頼を受けて、そのフォローアップに全国約500人の高年齢者雇用アドバイザーは、この炎天下、各企業を訪問しているところです。
研修二日目、同じく近鉄電車に乗って鶴橋に向かうときのことです。
昨日より30分早い時刻だったせいか、空いた席はなく私は立っていました。
車内の前方を何となく見ると、何とお腹が大きい女性がシルバーシート横のドア付近に立っているではありませんか。
しかし私も立っているので、どうしようもありません。彼女はシルバーシート席をめがけて乗ったものの、全部席が全部ふさがっていたから仕方なく近くのドア付近に立っていたのだと思います。
気になって見ていると、西大寺駅近くになって人が乗ってくるのを予想して、乗ってくる人の邪魔にならないよう、彼女はドアを離れシルバーシートの方に移動しました。
その時です。彼女の後ろに座っていた男性が彼女の背中をポンポンと軽く叩いて合図し、席を譲られました。
二人の間にさほど会話はなかったのですが、その時の男性の表情が本当に優しい表情でした。
その男性は60歳前後の人と思われ、少し背が高く白髪交じりの長髪であごひげが少しありました。サラリーマンには出来にくい風体で、大学の先生か自由業の方のように思えましたが魅力的な感じの人でした。
あの譲るときの優しい余裕のある表情に、素晴らしい人だなと思いました。
私にはあれだけの表情はまだとてもできません。
さて、ここで私の別の失敗談を披歴します。
ある日の京都からの帰りのことです。先頭車両の一番前のもう左が運転席と言う一番前のシルバーシートに座っていた時のことです。
右に60歳台と思われる二人の女性が、ぺちゃくちゃと話をしていました。うるさいけれど我慢して本(実用書)を読んでいました。
その時ふと私の前で異状な気配を感じました。見ると若い女性がしゃがみ込んでいるではありませんか。
あわてて席を譲りました。その人は「ちょっと貧血です。」と言われました。
私も「どうぞゆっくり座っていてください。」ぐらいは言ったと思います。
しばらくその状態でおりましたが、何となくその女性の持ち物にワッペンが付いているのが見えました。
そのワッペンの字を読んでびっくりしました。
「お腹に赤ちゃんがいます。」と書いてあるではありませんか。
鈍い私はそこでやっと事態が、飲み込めました。
ああそうだったのかお腹がまだ大きくなっていないから、判らなかったけれど妊娠中だったんだと。
「これを付けておられたんですね。」とその女性に、気がつかずにごめんなさいという気持ちをこめて言ったことを覚えています。
彼女は私の前で我慢して立っていて、貧血になりしゃがみ込んでしまったわけです。鈍くて気がつかないで席を譲らない私が、鬼に見えたかもしれません。
恥ずかしい限りです。
それにしても私の横にいた二人の女性は、経験者なのに何も気がつかなかったのだろうかと不思議でした。
あるいは気がついていたかも知れません。知っていても知らぬふりをしていた意地悪婆さんだった節もあります。というのは席に座った彼女を見る目が、意地悪そうで冷たかったからです。
その人は大和西大寺駅でにっこりしてお礼を言って降りて行かれました。もう貧血は大丈夫のようでしたが、「お気をつけて」とだけ言いました。こういうときもっと気の利いた言葉をかけられないのは、私の育ちのせいだから仕方がありません。
それからはシルバーシートに座っていても、ボーッとしないで、周りの人に注意することにしています。
ISO審査員の研修で、梅田に二日間通いました。資格更新に年間15時間以上の自己研修が義務なのです。
それはさておき第一日目、運よく近鉄電車の先頭車両近くのシルバーシートに座っていた時のことです。
(なお、私も今年数えの70歳になりましたから、年齢的には十分シルバーシートに座る権利?はあるわけです。少なくとも不自然ではありません。)
学園前駅で私より年長のご夫婦が乗ってこられました。もう席はいっぱいで仕方なく荷物を網棚に載せられました。
そこで私は読んでいた本をしまって、席を譲ることにしました。
そうするとそのご主人が「これからお勤めなんでしょう?結構ですよ。」と遠慮されました。
私は、立ったからにはぜひ座ってもらいたく「いいえ、仕事ではありませんから大丈夫です。」と返して奥さんに座ってもらいました。
周りの座っている若い人は立場がなくなったのか、目をつむって寝た振りをしています。ちょっとおかしかったです。
席を譲ることは確かに善行者ぶったみたいでちょっと恥ずかしいですから、そこをブレイクする勇気がいるのも事実です。
やがて鶴橋について、降りようとするとご夫婦は「ありがとうございました。」とお礼を言われました。そしてご主人が「お陰さまで、朝から幸先のよいスタートが切れました。」と付け加えられ、微笑まれました。
私は「今日はこれから研修で8時間ほど座らなければならないので、膝を伸ばしておいた方がいいのです。」なんて変な返し方をして、別れました。
環状線に乗り換えてから、この素晴らしいご主人の言葉を頭の中で繰り返し、感心していました。
「これからお勤めなんでしょう?結構ですよ。」
「お陰さまで、朝から幸先のよいスタートが切れました。」
こんな気遣いのある心の籠ったスマートな言葉は、私の頭からはとても出てきません。
一見して人品卑しからぬ70歳代後半と思われるご夫婦でしたが、中身が十分ともなった素晴らしい品格の持ち主のご夫婦だと思いました。
翌日よく似たことでもう一人のスマートな男性を見かけましたが、次に譲ります。
本日、京都の宇治田原にある企業を訪問しました。
訪問を無事終えてその帰り、駐車場で野ウサギに出会いました。
このウサギはかなり遅い昼食として、駐車場で機嫌良く草を食べていたのです。
思わずカメラを取り出したのですが、気づかれてしまい、車の下に隠れようとしているところをどうにか撮りました。
野ウサギさん、お食事中のところをお騒がせして、申し訳ありませんでした。
なお、例のトイレの採点ですが、本日近鉄新田辺駅のトイレに久しぶりに行きましたが、以前より清掃状態は良く、改装した値打ちが出ていました。前にスペースの幅が広く、荷物もドンと置きやすいです。
特筆すべきは、ウオッシュレットを発見したことです。近鉄の駅のトイレでウオッシュレットを見たのは初めてでした。
今年の2月末時点では清掃状態が悪く6点でしたが、今日は8点に昇格させました。9点とも思いましたが、たまたま清掃状態がいい時に行ったかもしれないので、今後今の状態が続くかどうか見守ることにします。
ヘッダーのジャーマンアイリスは、高の原駅と山田川の駅の間にあるハイタッチリサーチパークのある企業を訪問した時、きれいに咲いていたのでカメラに収めました。このほか青いのもありました。
仕事で加茂に行ったとき、小学校の前を通ると二宮尊徳像がありました。
台座に昭和17年寄贈とありましたので、今年で72歳の像です。
高年齢者雇用アドバイザーとしては、ご苦労様ですと言いたくなるような像でした。
改正高年齢者雇用安定法が4月から施行されましたが、まだ就業規則を改定できていないところが散見されます。
私たちの仕事は、今それのアドバイスに忙しい時です。
厚生労働省では「70歳(まで)雇用」という言葉が消えました。代わりに「生涯現役」という言葉が浮上したようです。
私たちアドバイザーの仕事も徐々に内容が変遷していくように感じます。
新年度の高齢者雇用アドバイザーの仕事が始まりました。
今日は京都市役所の近くの某企業に午前中に行き、午後は高島屋近くの超老舗の某企業を訪問しました。
流石京都は歴史の古い企業が沢山あり、江戸時代創業などと聞いただけでも感心しますが、中には豊臣時代創業と言うような企業もあります。
市役所の前庭に見事な八重桜が満開でした。ヘッダーの写真がそうです。
横には鯉のぼりもありましたが風がなく、こちらは泳いでいませんでした。
それにしても京都市役所の建物は素晴らしいです。
大切に残していきたいものです。
地下鉄京都市役所前の駅のトイレは駅の中になく、改札口を出たすぐ前にありましたが、とてもきれいで10点満点でした。
どうやら京都地下鉄の駅のトイレはどこもきれいなようです。
3月6日から8日まで千葉県千葉市幕張で、独立行政法人高齢、障害、求職者支援機構による「70歳雇用アドバイザー」の研修会がありました。
5日久しぶりに横浜に前泊するため新幹線で行きましたが、珍しく富士山がきれいに見えました。スマートフォンに収めました。
思えば20年前あの頂上に登ったのでした。よく登っておいたものだと思います。
横浜の中華街は本当に久しぶりで、以前のことはほとんど記憶に残っていませんでした。神戸の中華街より少し大きいようです。人はそれなりにいましたが、心なしか客が少ないように感じました。閉めている店もありました。
研修は多くの収穫があり良かったです。今年度の高齢者雇用の仕事は、この研修でほぼ終わりました。
京都の多くの事業所にお邪魔しましたが、今年度は昨年度より少しは貢献できたと言う感触が持てました。
この仕事は楽しく、ありがたいです。今年4月からは改正高年齢者雇用安定法が施行されますので、心新たに頑張ります。
これは、企業訪問途中の、とある人家の垣根のサザンカです。
あっという間に2月は通り過ぎて行きました。
1月に山口県の有る町役場にISOの審査に行って帰ってから、ずっと70歳雇用支援アドバイザーの仕事を続けていましたが、ようやく今年度の仕事も終わろうとしています。
独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構から委嘱を受けているこの仕事ですが、今年度は昨年度より多くの企業を訪問できました。延べ100回は優に超えました。
そして3月に入り、上旬に千葉県の幕張の本部まで研修に行きます。
上記機構の研修制度はなかなか充実していて、平成23年度から始めたこの仕事のために、これで5回目の研修としての幕張行きです。
今回は研修初日に、京都で70歳まで希望者全員の継続雇用制度を導入された企業の、お手伝いした事例を発表するように言われています。
最近、さぼって使わない癖がついていた、パワーポイントを久しぶりに使いました。
さて、トイレの採点ですが富野荘のは新しいことはありませんが、清掃が行きとどいていて、8点です。
新田辺のは改装出来ましたが、急行停車駅で利用者が多いのか、清掃が行き届いておらず、折角リニューアルされたのに6点です。あまり利用したくありません。
小倉駅のは施設も古く、清掃もイマイチで6点です。
クリーニング業従事者の皆さんの研修会がありました。写真はその時のものです。その前に国家資格であるクリーニング師の皆さんの研修会もありました。
私の出番はどちらの研修会でも、元工業技術センター次長で工学博士の東義明さんのあとでした。
繊維工学に関する専門家の東さんの講義の後ですから、皆さんお疲れだし、昨年みたいな「ISOの顧客満足とは何ぞや」というような話もどうかと思い、今年はこう言っては何ですが「ゲーム感覚」でご自分の「コンピテンシー(行動特性)」を振り返ってみてもらうことにしました。
「自分ことがよくわかった。びっくりした」「時間があっという間に過ぎた」などというコメントをいただきました。
さてトイレの報告ですが、JR新田駅のトイレは10点です。新しく清潔なのと、目の不自由な人のための点字の表示と、その表示があることを知らせる放送が絶えずスピーカーから流れていました。
まだ奈良、京都間の近鉄沿線の駅のトイレでは、10点のところは見つけておりません。新田辺駅のは改装中です。
十月中旬、千葉県幕張で70歳雇用アドバイザーになるための研修がありました。
無事3日間の研修を終えました。
幕張の障害者職業総合センターと言うところで有りましたが、障害者の職業就業支援に関する施設なので、男子の小の方のトイレにもそれぞれ緊急用の押しボタンが横にありました。さすがです。
帰りにリフレッシュされた東京駅を見学しましたが、丸の内側のホールにあるトイレも新幹線の乗車口中のトイレも新しく、大勢の人が常時入れ替わり立ち替わり利用している割には、きれいに維持されていました。
丸の内の北と南の改札口ホールの天井はこのように綺麗で、皆見上げて真っ直ぐ上にカメラを向け撮影していました。、南も北も両方見て、全く同じデザインなのを確かめました。(そこまでしなくてもいいのに)シンメトリーです。
先週も京都の度真ん中を、仕事で歩きました。
祇園祭のある鉾の保存会の事務所とか、町屋が残っています。
面白い歯医者さんの看板も見つけました。
可愛い京人形が、ショウウインドウに飾ってありました。
この街全体が、博物館です。
さてトイレの話ですが、10点満点のトイレを見つけました。京都市地下鉄の「烏丸御池」のトイレです。
目の不自由な人のための案内板があって、当然点字の表示もありますが、感心したのはその表示板の真上のスピーカーから、絶えず「案内板はこちらです。」と言う音声が流れていることです。
施設も新しく、清掃も行き届いていました。
有る男性が誤ってボタンを押したらしく、駅員が飛んできて「大丈夫ですか?」と聞いていました。中から「大丈夫です」と言う返事がありました。
以前近鉄大久保駅のトイレの前の、目の不自由な人向けの案内板を見たとき、「目の不自由な人が、ここに案内板がある事をどうして知るのかな?」とふと疑問に思ったものです。
こちらは「仏作って魂入れず」です。
近鉄の名誉挽回に一つ挙げれば、新大宮の駅の椅子が、ピカピカに磨かれていることです。
最近、清掃員の人が洗剤を付けて椅子を拭いているのをチラッと見かけました。その時は「おや珍しい光景だな?」程度でした。
先週、駅に行きびっくりしました。椅子やテーブルに汚れ一つなく、きれいに(完璧に)磨きあげられているからです。
おせっかいながら、改札の駅員さんにその話をしました。「清掃の人が頑張っていてくれるのです。ありがとうございます。」ということでした。
トイレの話に戻れば「トイレはその国、その会社、その家の文化程度を反映している 」のではないでしょうか?
ちょっと仕事の話ですが、9月に研修で受けた社員の意識調査に興味がわいてきました。講師の話では調査の結果を、効果的な教育訓練に結び付けらたそうです。今1件実際に分析中です。
これを含め、北海道の先生や九州の先生2人に研修後もお教えを請い、大変貴重な知恵をいただきました。
今週後半また、幕張へ研修に行きます。
このところ高年齢者雇用アドバイザーとして、京都に向かうことが多く、近鉄やJRをよく利用します。
訪問先に向かう前に、ちょっとトイレにお世話になって、それから歩いたり、バスに乗っていくわけです。
今日は大久保の駅と、狛田の駅のトイレに「ごやっかい」になりました。
そこでふと思ったのですが、この仕事も面白いけれど、仕事の話ばかりじゃつまらない。トイレの観察、評価をしてみたらどうかという「変な」ことを思いついたわけです。
このHPも仕事のことを描こうとするから、どうしても真面目くさってしまって、書くのも自分をよほど叱咤激励しないとその気にならないという事情もあります。
前置きはこれくらいにして大久保駅のトイレは、ちょうど9時頃掃除が終わった直後の利用でした。ですから清掃されていましたが、やや設備が古くなってきていて、まあ、10点満点で6点くらいでしょうか。
身障者用トイレの前にトイレの図面が掲示してあり、目の不自由な人のためだとありました。よく見ると点字がついていました。
午後に利用した狛田の駅のも掃除した直後みたいでしたが施設が古く、10点満点で5点にしておきます。
ついでに狛田の駅は、改札口が西の方だけで奈良に向かうときは一旦駅に入り、階段で地下道をくぐるしかありませんが、車椅子の人は困るでしょう。トイレも東側のプラットホームにしかありません。バリアフリーには程遠い駅でした。
さて「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の一部改正法が8月29日、会期ぎりぎりに成立しました。
来年4月の施行に向け、多くの企業では就業規則の変更が必要になります。
大久保駅6点 狛田駅5点です。勿論男子トイレ・・(これは蛇足)